ファイナンシャルプランナーの筆者が、投資信託に関する
メリット・デメリットを解説しますよ。
初めての投資信託での注意点や投資信託の選び方をお伝えします。
騙された!と思うことがないように、この記事をしっかりと読んでから、投資信託の購入をしてくださいね。
・投資信託
投資を考え始めたらまず目にするであろう「投資信託」。定期預金に預けるより、どうせなら少しでも金利の高い投資信託は、資産運用を始めようとする人にとっては、取り入れやすい感じがします。
しかし、ちゃんと「投資信託」を知らないと、後々 資産を減らして後悔することになります。
今回は、投資信託のあれこれを、私の経験などを踏まえてお伝えしていきますね。
・投資信託は、投資対象としてアリなのか
初めに言っておきます。
投資信託の80%は、役立たずのクソみたいなパッケージです。
クソの方が、肥料になるのでまだましかもしれません。
投資信託だけでは、将来の資産は守れない。と思っていて間違いないです。
その理由をお話する前に、一般的な投資信託の仕組みを見ていきましょう。
・投資信託の一般的な仕組み
①投資会社が、投資対象を組み合わせてパッケージを作ります。
②そのパッケージを証券会社が客(あなた)に販売します。
③客(あなた)はそのパッケージの中から自分の目標に合わせたモノを選び買います。
④購入した金額を証券会社が預かります。
⑤証券会社は、そのお金を投資会社に預けます。
⑥投資会社は、預かったお金を投資対象の投資先に投資します。
⑦うまくいけば、利益が出るので、利益を客(あなた)に還元します。
⑧その利益が、あなたの資産として増えます。
ざっとこんな感じです。
ややこしくなってきたので
登場人物を整理しましょう。
・投資先(国債や企業株、債券など)
・投資会社
・証券会社
・客(あなた)
です。
主な流れとしては、
客(あなた)のお金で、投資先にお金を投資する
投資先が儲かれば、利益が還元され、あなたの資産が増える。
どこに投資するのかは投資会社が決める。
それを証券会社が客(あなた)に販売する。
とこんな感じですね。
いろいろそぎ落として単純に説明するとこんな感じになります。
では、80%以上はクソだという理由のを説明していきましょう。
その理由は登場人物にあります。
・投資先(国債や企業株、債券など)
・投資会社
・証券会社
・客(あなた)
です。
一見、単純に見えるこの構図。でも、詳しく見ていきましょう。
・投資先(国債や企業株、債券など)
国債も、日本だけではありません、アメリカ、アジア、ヨーロッパなどいろいろな国が国債を発行しています。どの国の国債に投資するのかで収益が変わってきます。
企業株も同じように、何万社と投資対象となる会社が存在します。
優良企業もあれば、ヤバイ会社もある。どの企業を投資対象とするかで収益が変わる。
しかも、最悪なのが、債券などを取り込んでパッケージしているモノもある。
もちろん、債券を回収できたときは、利益が上がるだろうが、そもそも債券なので、その回収も怪しくなる。
投資先は何万カ所と存在することになる。
・投資会社
投資会社としても、利益が出なければ、家賃や人件費が払えない。
ちゃんと、利益が出そうな投資先を選び、パッケージとしてまとめるだろう。
しかし、すべてがうまくいくパッケージでもない。
投資先は何万か所と存在する、どれを組み合わせるかで、
利益を出せる組み合わせ、損をする組み合わせなども出てくる。
これは、食材を組み合わせて、料理を作るようなもの。
一流のシェフが、一流の素材を使って作る料理は格別に美味しい。
しかし、そうでもないシェフが適当に作る料理は、、、どうだろう?
食べてみたいと思うだろうか?
あなたの好みもあるだろうから、美味しくないと感じることもあるかもしれない。
適当なシェフが適当に作るお店は、潰れますよね。
それと同じような現象が、投資会社のメニューにも含まれている。
・証券会社
証券会社には、取引している投資会社が何百社とある。
証券会社の営業マンにも担当する顧客が何百人といるだろう。
その顧客個人のニーズ・要望に応えるべく、数ある投資信託のパッケージ商品からあなたに合ったパッケージを紹介してくれる。
まるでソムリエがワインを選んでくれるように。
ソムリエとしてはおすすめのワインかもしれないが、予算が合わなかったり、味の好みが違ったりすることもある。
同じように、証券会社のおすすめの投資信託でも、なんか違うと思うこともある。
・客(あなた)
投資信託に興味がある人は、状況がよくわかっていない人が多い。
なんとなく証券会社を決めていませんか?
なんとなく担当との話をしていませんか?
リターン率が何%なのか?
投資先のバランスはどうか?
リスク割合はどうなのか?
今後、社会がどう変化していくのか?
そのあたりのことがよくわからないから、営業マンに
「投資はプロに任せた方がいいですよ」と言われ、
内容をよく把握しないまま(把握したような気になって)、
言われるがままのパッケージにお金を預けてしまう。
これでは、自分の資産が将来どうなるのか、
まったくの運任せ、人任せになってしまう。
しっかりと調べて、購入を検討してもらいたい。
・投資信託で失敗した人
これは、私の知り合いで、投資信託で損をした人の話。
その方は、投資信託にお金を預けることにした。
証券会社ではなく、取引先の銀行の営業担当からの話がきっかけだった。
金融自由化に伴い、地方銀行でも普通に投資信託が扱えるようになったので、地方銀行が持つ投資信託の営業の話しを聞いてその気になったらしい。
その銀行で扱う20銘柄くらいのパッケージ(メニュー)を見せられ、
営業マンの営業トークのまま 一つを選びお金をお預けた。
購入後、話を聞いたのだが、あまりオススメできる内容ではなかったので、
私は渋い顔をしてしまったのを覚えている。
とはいえ、すでに購入済みのパッケージなので、今更どうのこうの言ったところで改善されることはない。
半年後、お話する機会があったので、その投資信託の話を聞いてみたところ、すでに展開があったようで、、、。
その方が、投資信託に預けた半年が経つか経たないかの時に、営業マンから、突然「あの投資信託の投資会社が倒産しました。現存の時価で清算してお金を返します。」と
結果、「50万円預けて、6万円減って44万円になって帰ってきた。二度と投資信託はしない!」
と嘆いていらっしゃました。
様々な要因が重なった結果なのだろう。
投資信託にもリスクがあり、そのリスクにハマってしまうと結果が悪くなることもある。
・営業マンは言わない話
実は、営業マンが言わない話があるんです。
隠しているわけではないんです。
「そこは織り込み済みだろ!」って話。
でも、初めて投資信託を買う人にとっては、
「寝耳に水」的な話。
証券会社は、顧客(あなた)からお金を預かる。
そのお金で投資会社のパッケージを買う。
この時、証券会社には仕事をしてもらうことになるわけです。
仕事をしてもらうからには、報酬が発生する。
それが「手数料」
投資信託を購入するには「手数料」がかかります。
当たり前すぎて、顧客も営業マンも
手数料の話をするのを忘れるんですね。
しかし、この手数料が、後々の資産形成に大きく関わってきます。
具体的に例を挙げて説明していきます。
年間配当2%の投資信託があるとしましょう。
金利(利息)2%ですから、銀行の定期預金(0.4%)などに比べると
その差は歴然。
すごく高配当に感じます。
年利2%だと、
100万円預けて、1年後に102万円になる予定ですからね。
年利0.4%だと
100万円預けて、1年後に100万4000円と比べると、1万6千円もの開きがある。
これは!!と思い早速購入。
100万円が102万円の予定。
しかし、1年後には、「98万9400円」・・・・???
減ってる。
元本保証って話は?なんで減ってるの?
2万円増えるはずが、1万円ちょっと減ってる・・・。
「はぁ??」
ってなります。
今の話を詳しく解説していきます。
先ほども述べたように、投資信託の買い付けには手数料が発生します。
手数料は、証券会社によって異なりますが、多くは3%前後。
よって、100万円を預けて、そのお金で買い付けすると
100万円の3%=3万円が証券会社の手数料
よって、買付の元金が97万円となる。
97万円を預けて1年後に2%の配当が加算されるので、
1年目
97万円×2%=19,400円
97万円+19,400円=98万9400円になる。
2年目
98万9400円×2%=19,788円が加算
98万9400円+19,788円=100万9188円
3年目
100万9188円×2%=20,183円が加算
100万9188円+20,183円=102万9372円
となり、ようやく当初の予定していた102万円にたどりつくことになる。
このままうまくいけばいいのだが、
世界情勢や、投資信託のパッケージ次第では、年間配当がない年や、
リスクありのパッケージでは、元金が減ってしまう時もある。
ちゃんと、自分の目的に合ったパッケージを選ばないと、騙された気分になってしまいますよ。
ここまで、さんざんな 言い方をしているので、
人や運に任せるより、自分でパッケージ(ポートフォリオ)作った方がいい。
と思う方もいると思います。
私もそう思います。
私が持っている投資信託は、なかなかの高配当で、成績もよいので、満足しています。それに加えて、個人的に気になる株を所有して、配当金を受け取っています。
投資信託に合わせて、国内株や米国株を組み合わせて自分のオリジナルのパッケージができるのは楽しいですよ。
・結局どうなの?
今回、記事が予想に反して長くなってしまったので、
後日、記事にしますね。
投資信託を選ぶときは、しっかりと条件を確認してから購入してください!
まとめ
・投資信託は慎重に選ぶ必要がある
・配当より手数料が高いモノもあるので、ちゃんと確認する
・5年~10年くらいで増えたらいいなぁ くらいの感覚の方がよさそう




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