資産の分散は、資産運用では当たり前の話。
資産の分散の本当の意味を知っていますか?
意外と知らない本当の意味。
ファイナンシャルプランナーの筆者が詳しく解説します
卵を一つの籠に入れるな
投資の話をすると必ず出てくる「卵を一つの籠に入れるな」というワード
大事な卵を、ひとつの籠に入れて保管しておくと、安心な気がします。
しかし、その籠が落下してしまえば、卵は、すべて割れてしまいます。
台無しです。
なので、もし、万が一、一つの籠を落として、卵が割れてしまったとしても、
他にも、卵を入れた籠がいくつかあれば、他の卵は、無事ですよね。
そのような意味から、お金も、「一つのところに集中させて持つな」と言うことになり、投資の世界では、最も有名な言葉でもあります。
しかしながら、人間は、不思議なもので、
「金(プラチナ)が良い」と聞けば、
それにお金を集めたがる。
「債権が儲かる」と聞けば、それにお金を集めてしまう。
ダメだとわかっていても、やってしまう。
わからなくもない行動です。
なぜならば、金融商品は、4%とか8%の年利で利益を出すものだという
なんとなくそんな感じの感覚でいるからです。
4%で利益を上げようとするならば、
10万円より100万円の方が、10倍もリターンの金額は大きくなる。
100万円より500万円の方が、さらに5倍もリターンの金額は大きくなる。
率が同じならば、額が大きい方が、お金が増える。
だから、わかっていても ついついお金を一か所に集めてしまう。
そして、籠が落ちて卵が割れるまで、お金を集めたことの愚かさに気が付かない。
そんなもんですよ。人生は!
すでにそれが実行できていたら、わかっているならば、あなたは、すでに成功者です。
でも、今ここで気づけば、あなたも成功者に近づきますね。
一般的なファイナンシャルプランナーの回答
では、実際に、どのように資産を分散したらいいのでしょうか?
まずは、一般的なファイナンシャルプランナーの回答を見てみましょう

+資産の分散は、大切です。
∔預貯金のほかに、保険でも資産を蓄えましょう
+さらに投資信託などもおススメです。
⁺将来の事を見据えてiDecoなんてどうでしょう
∔優良株などがあれば、買っておくのもいいですね。
+最近では、債券なども金利がいいですよ
などと言われる。
はい!
半分正解です。
このような回答は、本当によく聞きます。
私の友人からも相談がありました。
勉強会に参加したらこれらの事を言われたそうです。

これは本当?

半分正解
「これは本当?」と聞かれましたので、
先ほど同様「半分正解」と答えてあげました。
このような答えをするファイナンシャルプランナーは、
実際に、投資をしていないか、もしくは、投資の見方が一部的です。
一見、資産を分散しているように見えます。
+預貯金
∔保険
+投資信託
∔株
+iDeco
∔債権
とあなたの資産が分散されているように見えますね。
ある意味、これも正解です。
金融資産の分散という意味では。
しかし、お金が、すべて金融資産に集まっていることにお気づきですか?
これでは、小さな籠に卵を少しずつ入れて、大きな籠にまとめて入れているようなものです。
多少のリスクは避けられますが、金融市場が打撃を受けたときのリスクは計り知れないものとなるでしょう。
では、いったいなにが正解なのでしょうか?
投資と相場の関係
相場には、3つの動きがあります。方向性と言ってもいいですね。
どの方向に進むかといったことです。
3つとは、
〇 上げ相場
〇 下げ相場
〇 平坦相場
です。
大資本家と言われる、投資の天才みたいな人は、このすべての相場で、利益を上げ続けることができます。
だからこそ大資本家になれるわけですが。
天才は、さておき、凡人がこの相場(世間の荒波)を乗りこなすには、どうすればいいのかを考えなければいけません。
〇上げ相場
上げ相場の時は、何もすることがありません。
所有してるすべての金融資産は、上昇していく事でしょう。
これから先もどんどん上昇すればお金持ちです。
しかし、世の中そうはいきません。
上がり切った時に出てくる下げ相場です。
〇下げ相場
相場観と言うのは、投資家の気持ちで動いています。
投資家が「そろそろ上げどまりかなぁ」と思っていると、利益を確保するための行動に出ます。
すると、今まで上昇していたものが、徐々に下がり始めます。
下がり始めた相場を見た別の投資家が、「損をしたくない」から、利益を確保するために行動に出ます。
これが連鎖して、下げ相場になります。
下げ相場になった時、どのような行動をとるのかで、投資家の資質が問われるのかもしれませんね。
〇平坦相場
経済の均衡がとれている時です。
上昇もしなければ、下降もしない。
言い換えれば、とても平和な時期ですね。
しかし、金融資産投資家は、動かないと利益にならないので、ヤキモキします。
この3つの方向性があることを常に考えて、リスク管理をしてこそ、本来の資産の分散になるのです。
資産の分散の本当の意味
多くの資産運用アドバイザーやファイナンシャルプランナーは、金融資産に関してのアドバイスが主です。
理由は、金融商品が だれにでも手の届くモノになったから。
もちろん金融商品を手にするためのお金は必要です。
しかし、昔のように、億単位のお金がなければ投資ができないような時代ではない。
数十万単位のお金があれば、だれでも、投資家として参入できる時代になっています。
そのような理由もあり、私を含め、多くのファイナンシャルプランナーは、
金融資産を中心としたアドバイスをしています。
残念ながらそれが現状です。と言うのも、日本はお金に関する教育がほとんどなされていないからです。
私は、ファイナンシャルプランナーの資格を取るために勉強したのではありません。
生きていくうえで、金融の知識がほとんどない事に気が付いたからです。
人生を左右しかねない「お金」の稼ぎ方や、社会の仕組みを全く理解せずに、学生時代を終え、社会人になりました。
このままでは、いけないと思い、苦手な金融の勉強を始めたのです。
その中で、ファイナンシャルプランナーという資格試験があることを知り、力試しで受けてみることにしました。
科目は、金融、保険、相続、住宅などに関する広い知識を問われるものでした。
人生を歩むうえで、基本的な情報が盛り込まれていました。
興味がある方はぜひ、FP資格の教本に目を通してみてください。なかなか面白いですよ。
話がそれました。ごめんなさい。話を戻します。
はい、それでは、資産の分散の本当の意味の解説をしたいと思います。
投資のカテゴリーには4つのカテゴリーがあります。
∔商品
∔ビジネス
+金融資産
∔不動産
です。
まずは、この4つのカテゴリーがあることを知ってください。
ざっと見てどうでしょう。
商品に投資
ビジネスに投資
金融資産に投資
不動産に投資
となるわけです。
上記4つの投資の話がピンときますか?
きっとどれも、ピンとくるはずです。
<もし、ピンとこないようであれば、さらに詳しく解説した記事を書きますので
そちらをご覧ください。>
この4つのカテゴリーに、それぞれ資産を分散させて持つのが、
本当の意味での資産の分散になります。
これがわかると、先ほどの「小さな籠に卵を少しずつ入れて、大きな籠にまとめて入れているようなもの」
の意味も理解できるはずです。
世界は、均衡でできています。均衡が崩れると摩擦が起き、衝突が始まります。
投資も、均衡でできています。
どこかが急激に上がれば、どこかが急激に下がる。
そうやって、均衡を保とうとする。
これからは、この4つのカテゴリーを意識して、投資をしてみてください。
あなたが素敵な人生を送れますように。
まとめ
〇資産は分散して持つ
〇金融資産は資産の一部でしかない
〇少し視野を広げてみよう
〇相場観を常に意識しよう
〇資産(投資)にはカテゴリーがある


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