FXテクニカル分析で欠かすことのできない、「水平線の引き方」に関して、詳しく説明しますね。
これを基にトレンド分析や他のMACDやRSIとの総合的分析により、勝率の精度を上げていくことを目的にしています。様々な見方がありますので。一つの参考にでもしていただけたらと思います。
FXはむやみやたらとエントリーと決済を繰り返していても、勝率は上がりません。
かと言って、これさえやれば絶対に勝てる!っていう「聖杯」もありません。
FXは天気のようで、晴れたり曇ったり、真夏に雹(ひょう)が降ったりするものです。
朝から雨が降っていれば、傘を持って出かけるでしょう。しかし、降るのか降らないのか、
はっきりしない時には、折りたたみの傘を備えるのではないでしょうか。
晴れるのか、雨なのか、はたまた時々雨なのか。
FXも似たところがあって、今日は上がるのか下がるのか、はたまた時々下がるのか?
という未知の情報に備えるように「水平線」はとても役に立ちます。
水平線の引き方
今回は、参考に最もポピュラーな「ドル円」を使って解説していきます。
もちろん、どの通貨ペアでも使える技ですので、普段取引している通貨ペアで試してくださいね。
①グリッド線を消す

まずは、邪魔なグリッド線を消します。
水平線は週足から始めます。
過去10年分くらいを表示させます。
②高値を見つける

過去の高値を見つけます。
1998年の8月10日に最高値1ドル147.670円を付けています。
この点に合わせてライン(水平線)を引きます。
太めの線で濃い色がおススメです。
③最安値を探す

2011年10月24日に最安値1ドル75.565円を付けています。
この点に合わせて、ラインを引きます、
ここも濃い太めの線を引いておきます。
これで、ドル円は過去に75円から147円の間で動いていたことが分かりました。
④週足を拡大(直近4年~5年)

週足を拡大してみましょう。
直近4~5年を見てみます。
上下に先ほど引いたラインが見えています。
このロウソク足の中から、高値と安値を見つけていきます。
⑤ラインを加える

高値と安値が見つかりましたので、濃い太めの線でラインを引いていきます。
⑥週足を更に拡大(2~3年分)

週足を更に拡大します。(2~3年分を表示)
その中で、高値と安値にラインを引きます。
これで週足の水平線は終了です。
かなり大枠でドル円の動きがつかめたのではないでしょうか
101円~114円で推移していますね。
次に日足で直近2~3年分を見ていきます
⑦日足にして500本ほど表示(2~3年分)

ロウソク足の中で、吐出した高値の点を見つけます。
⑧ラインを引く

ガンガン線を引いていきます。
この時に線種を細く色も薄くして引いていきます。
こうすることで、週足レベルでの重要ラインと日足レベルでの重要ラインが区別できます。
⑨重要ラインを探す

水平線を引いていくと同じ価格帯で重なるところが出てきます。
緑の矢印に注目してください。
上下ともに意識される価格が存在しています。
ここは色を変えておきましょう。
高値は112.234円でピッタリ止まって転換しています。
これ以上、上に行くのを嫌がっているかのように ピッタリ反応しています。
今後の参考ラインになるかもしれないので、要チェックです。
⑩日足200本(1年分)に拡大

日足を拡大して、直近の高値と安値を見つけます。
場転しているところや 停滞しているところも重要ラインです。
ガンガン引いていきましょう。
⑪重要ラインを探す

106.105円付近のライン(赤矢印)に注目です。
ロウソク足の上下がピッタリと止まっていますね。
これをレジサポラインと認識します。
レジスタンスラインとサポートラインが重なるところですね。
このようなラインは重要ラインになりそうなので、参考にします。
ここまでが、日足レベルでの水平線です。
最後に1時間足で水平線を引いていきましょう。
⑫重要ラインを探す

1時間足で2~3か月を表示させます。
これまで同様、重要ラインを探すます。
特に同じ価格でロウソク足が止まったところを重点的に見つけていきます
上記画像では赤矢印の価格付近ですね。
⑬ラインを引く

1時間足に時間軸が変わったので色も変えておきます。
⑭ガンガン引いていきます

とにかくガンガン引いていきます。
⑮垂直線を引く

1週間ごとに動きを見たいので、週の始まりに垂直線を引いていきます。
こうすることで、価格を点や線で見るのではなく、ブロックとして認識できると思います。
⑯ブロックを意識する

こんな感じで、ブロックで価格の変動が分かります。
さらに価格でブロックを意識してみましょう


これが水平線のないチャートです。
⑰シナリオを立てて来週の動きに対応する

以上が水平線(重要ライン)の引き方でした。
価格が反転するということは、世界中で意識されている価格帯である ということを
認識することで、少しでも有利にトレードを出来たら幸いですね。
水平線を意識するだけでも、トレードの精度が上がると思います。
⑱注意点
自分自身で水平線を引いてみると、チャートでは、まったく抵抗なくスルリと抜けていくことがよくあります。これはあなたが思っているレジサポラインと世界のトレーダーが思っているレジサポラインにずれがある という事です。
基本的にチャートが「すべての意思の集まり」である。ことを考えると、あなたの水平線が間違っていることになります。悔しいですがそれを早く受け止め、修正することで、より有利にトレードができるのだと思います。
精度が上がったとしても、水平線はレジサポラインを見つけることが目的です。
エントリー、決済のタイミングはMACD、RSI、トレンドラインなど他の指標も使いながら判断していきます。これらをうまく使いこなし、より有利に制度の高いトレードを目指してくださいね。
よいトレードを!!
各インジケータの私の見方を解説しています。
分析の内容、言葉の意味など分からない方は、先にこちらのインジケーターの使い方を見てから、週末分析を見てもらった方が、わかりやすいと思います。
インジケーターの使い方
テクニカル分析、実際のトレードで参考にしたいインジケーター、ボリンジャーバンド、MACD、RSI、移動平均線、水平線など、分析ツールの有効活用法を解説。https://doitlog.com/category/technical/



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